ALPS Route

配送計画策定システム

  1. ALPS Route
  2. ALPS Route 機能

ALPS Route 機能

主な機能

■可視化ツール

現状の輸送計画を可視化→コスト内訳の把握・問題点の抽出

輸送計画では、拠点、輸送モード、期間、物資種類が多くなればなるほど、全体像を把握することが困難になり、改善策を講じることを難しくなります。 本ツールは、輸送計画をネットワーク図、各拠点・輸送手段別在庫量を時系列グラフで表示する事により、輸送計画の把握を容易にします。 物資種類、輸送モード、拠点、期間ごとでグラフをフィルタリングすることも可能です。 また、一定値以下のノード、リンクを非表示にするなど、説明資料を作成する際にも利用しやすい仕組みになっています。
ある拠点から拠点までの物流が高コストな経路を使用している、保管費の高い拠点が多量の在庫を抱えているなど、様々な問題点を把握する事が可能になります。

■最適化ツール

輸送・在庫コストを最小とする最適輸送計画を算出

輸送計画作成の際に最も重要となるのは、オーダー納期の制約を守る事でしょう。 しかしながら、その制約遵守のみを念頭に置いては、過剰在庫・輸送を避ける事は出来ません。 本ツールは、オーダー納期制約を守りつつ、輸送・在庫コストを最小化した計画立案を可能にします。 各輸送にコスト設定が可能であり、鉄道やフェリーにはダイヤや輸送量の制限、トラック輸送の場合は地域制限など、 複雑な輸送条件にも対応可能です。さらに、拠点毎に保管コスト、キャパシティを設定することができます。 また、ある拠点は需要変動が大きいため、安全在庫を多めに見積もるといった複雑な条件にも対応可能です。 半年間、1年間といった期間に対応しており、長期間の最適輸送計画が算出可能です。

機能の応用例

可視化・最適化ツールを輸送計画以外の問題へ適用することも可能です。

■交通流最適化

交通施策の検討に本ツールを適用→最適な施策・その効果を算出可能

交通施策の検討時、どの道路・線路が混んでいるのか、どの交通モード(徒歩、乗用車、バス、電車)が多く使われているのかを把握する事が重要となります。 こうした現状の交通状態を可視化ツールにより容易に把握する事が出来ます。 特定の交通モード、年齢層、時間帯のフロー図を表示する事も可能です。 また、別途最適化により、総旅行時間を最小化する交通流、排出CO2量を最小化する理想的な交通流を算出し、 現状と比較する事により、交通改善施策の検討に役立てることもできます。

■人の流れを最適化

施設内の人の動き・流れを可視化・分析→待ち時間を短縮する施策立案を可能に

施設内の人の流れを改善(各サービスの待時間短縮など)するためには、現状の動き・流れを可視化して分析する必要があります。 可視化ツールを用いれば、人の流れをネットワーク図で表現し、滞留が生じている箇所を容易に把握する事が出来ます。 特定の時間帯・年齢層といった属性でフィルタリングをする事も可能です。 また、別途最適化により、待ち時間を最小化する理想的な人流を算出、現状と比較する事により、改善施策の検討にも役立てることができます。