高速道路で自動運転車と手動運転車がスムーズに合流するための将来システムをシミュレーションで評価
戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 第2期 / 自動運転 (システムとサービスの拡張)
概要
検討中システムの効果をシミュレーションで検証
加速レーンが短い高速道路等合流部では、自動運転 (AD) 車は合流直前まで本線車両挙動センシングができず、円滑な自動合流が困難と考えられます。この課題を解決するため、路側の装置と車両が通信して合流を支援するシステムの検討が進められています。本研究開発では、加速レーンが短い「首都高速5号池袋線下り東池袋入口」での合流支援シミュレーション環境を構築し、合流支援システムの早期実現に向けて、AD車20~30%普及した将来における支援システム導入効果の検証と、システムのコンセプト成立性の検証を行いました。
公開資料等
本事業の成果は、NEDO成果報告書データベースにて公開されています。
- 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)/合流支援(本線隙間狙い)システム検証のためのシミュレーション環境構築および分析 (NEDO報告書管理番号20230000000022)
今後の展望
効果的な支援システムの社会実装に向けて、今後も関係者の皆様とともに検討を進めてまいります。
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